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絵を描く機械 Automatic drawing machine "WYSIWYG"

WYSIWYGとは「見たままをそのまま」という意味の
[What You See Is What You Get]の頭文字からなるコンピューター用語です。
この機械がそのような絵を描ける訳はもちろんありませんが
いつかそうなりたいという、この機械の夢でもあるのです。

ほぼなんでも仕事をこなす日常の中の機械達ですが
芸術という分野においては人間という感性を持った
生き物にはまだまだかないません。

「そんな領域にまで手を出した機械が存在したら。」と考え
制作したのがWYSIWYG(ヴィズヴィグ)という絵を描くオブジェです。

はたして、制作の動機や完成した絵の意味を答えられず
自分の存在について考える事も行動も理解していない「彼」の
描いた作品が「芸術」と言えるのか
そもそも「彼」が描く不規則な線を『絵』と言えるかどうかも疑問です。

芸術作品の持つ価値とはそれを見る側の意識がとても大きいと思います
誰かが「この機械が絵を描くところが見たい!」と思いスイッチを入れる
その出来上がった絵が例え、線一本や点一つでも
それだけで十分その絵に存在価値があると思うのです。
なんたって、世界にたった一枚しかない絵なのですから。


・素材: 木、真鍮、電気部品、モーター、電球、その他
・大きさ: 高さ1400mm 幅570mm 奥行き530mm
・2003年制作  









2007年 講談社の雑誌「HUGE」7月号に「WYSIWYG」を掲載して頂きました。
P50の「Treasures」のコーナー  撮影は写真家Rosemary氏です。





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